
・イワギボウシの花・イワギボウシに似ている花(オオバギボウシ・コバギボウシ)との違い・イワギボウシを見た経験談を紹介しています。
イワギボウシの花を初めて見た日
イワギボウシの花を初めて見たのは、2026年9月14日に、神奈川県葉山町・森戸川林道で見ることができた。
(イワギボウシの花)
イワギボウシの名前の由来
イワギボウシの名前の由来は、つぼみが橋の欄干(らんかん)の擬宝珠(ぎぼうし)に似て、岩の割れ目などに生えていることから名付けられた。
ちなみに欄干とは、橋や階段・ベランダなどの縁に、人の転落を防ぎ、装飾も兼ねて柵状に作り付けた「手すり」のことを言う。
また擬宝珠とは、建築装飾のひとつで、神社や寺院において、階段に設置された手すりの柱の上に取り付けられている物のこと。
イワギボウシの花言葉
イワギボウシの花言葉は、「静寂」・「沈静」・「落ち着き」・「変わらない思い」
イワギボウシの生えている場所
イワギボウシの生えている場所は、自分が見た限りでは、沢沿いの岸壁に群生しているのを確認することができた。
イワギボウシに似ている花
イワギボウシに似ている花との違いをまとめました。
オオバギボウシとの違い
厄介なのが、オオバギボウシによく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.生えている場所
- オオバギボウシ 草原や山地の林下
- イワギボウシ 沢沿いの岸壁
2.花期
- オオバギボウシ 6~8月(主に真夏)
- イワギボウシ 8~9月(真夏の終わり~初秋)
(参考 オオバギボウシの花)
(イワギボウシの花)
3.草の高さ
- オオバギボウシ 0.6~1m
- イワギボウシ 0.3m
4.葉っぱの大きさ・性質
- オオバギボウシ 30~40cm、幅が広く、葉裏は白っぽい
- イワギボウシ 10~15cm、やや光沢があり、葉柄に紫色の斑点(はんてん)がある
ちなみに斑点とは、物の表面にまばらに散らばっている小さな点をいう。
(参考 オオバギボウシの葉)
(イワギボウシの葉)
両者の違いは、上記の4点を確認すれば、間違えることは無い。
オオバギボウシの記事はこちらからどうぞ
オオバギボウシの花・コバギボウシとの違いを紹介しています。
コバギボウシとの違い
厄介なのが、コバギボウシによく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.生えている場所
- コバギボウシ 日当たりの良い湿地
- イワギボウシ 沢沿いの岸壁
2.花期
- コバギボウシ 7~9月(主に真夏)
- イワギボウシ 8~9月(真夏の終わり~初秋)
(参考 コバギボウシの花)
(イワギボウシの花)
3.葉っぱの形
- コバギボウシ 披針形~長楕円形(ほっそりしている)
- イワギボウシ 卵形(ふっくらしている)
(参考 コバギボウシの葉)
(イワギボウシの葉)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
コバギボウシの記事はこちらからどうぞ
コバギボウシの花・オオバギボウシとの違いを紹介しています。
イワギボウシを見た経験談
2026年9月14日、イワギボウシの花を目当てに、神奈川県葉山町・森戸川林道を訪れる。
林道終点・沢の合流地点の岸に着くと、紫色の花が岸壁にたくさん咲いていた。
よく見ると、イワギボウシの花がちょうど見ごろであった。
(イワギボウシの花)
(イワギボウシの全体像)
イワギボウシの花は淡い紫色で、大きさは4cmあり、1つの茎にたくさん咲くので、目につきやすい。
(イワギボウシの花)
イワギボウシは、他のギボウシ類に比べて、花期が遅く、森戸川林道では9月中旬に見ごろを迎える。
(イワギボウシの花)
イワギボウシの花が岸壁にたくさん咲いている姿は、圧巻の一言である。
またイワギボウシの花の群落を見ていて、「自然はすごい」と思ってしまう。
(イワギボウシの花の群落)
イワギボウシの葉っぱは卵形で、長さ10~15cm。
葉柄が長く、紫褐色の斑点がある。
イワギボウシの葉っぱを観察していて、コバギボウシの葉っぱより大きく、オオバギボウシの葉っぱより小さく感じた。
(イワギボウシの葉)
イワギボウシを含めたギボウシ類は、似ているものが多く、判別が難しいと感じる。
神奈川県に生えているギボウシ類は、イワギボウシ・オオバギボウシ・コバギボウシの3種類。
ただ岸壁に生えていて、真夏の終わり~初秋に咲いているギボウシは、イワギボウシで間違い無い。
(イワギボウシの花)
ちなみにイワギボウシは、環境の変化や盗掘が原因で、株数が減少している。
上記のことから、地方自治体によっては、絶滅危惧種に指定。
森戸川林道のイワギボウシは、人の手が届かない岸壁に生えている。
イワギボウシの花は見ごろを迎え、たくさん咲いていて、選ぶのに迷うほどであった。
(イワギボウシの花)
イワギボウシ(ユリ科 APG分類ではキジカクシ科)花期8~9月
分布 本州(関東・東海地方)
山地の谷川などに多いが、樹木にも着生する。
空中湿度の高い森の中や川面に乗り出した苔(こけ)むした大木にも見られる。
木の二股には木の葉などが分解して溜まるわずかな土があり、適度な湿り気があれば、根を降ろす。
花茎は斜めに伸び、先端に多数の花を咲かせる。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)
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