
・シマジリスミレの花・シマジリスミレを見た経験談を紹介しています。
シマジリスミレの花を初めて見た日
シマジリスミレの花を初めて見たのは、2025年3月17日に、東京都八王子市・東京薬科大学薬用植物園で見ることができた。
(シマジリスミレの花)
シマジリスミレの名前の由来
シマジリスミレの名前の由来は、シマジリは沖縄本島南部を指す。
沖縄本島南部に生えるスミレであることから名付けられた。
シマジリスミレの生えている場所
シマジリスミレの生えている場所は、自生のものは、沖縄本島南部・標高100m前後の石灰岩の岩場に生えている。
ただ植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、東京薬科大学薬用植物園で見ることができた。
シマジリスミレを見た経験談
シマジリスミレの名前を知ったのは、2024年4月、自分が見ている花ブログである。
2024年4月、東京都八王子市・東京薬科大学薬用植物園を訪れたとき、シマジリスミレの花は枯れていた。
2025年3月17日、春の花を探しに、東京薬科大学薬用植物園を訪れる。
園内・温室に入り、「もしかしたら、シマジリスミレの花が咲いているかも?」と頭をよぎる。
温室入口・左側の鉢植えを見ると、シマジリスミレの花が見ごろを迎えていた。
(シマジリスミレの花)
シマジリスミレの花は全体は紫色であるが、ピンク色をわずかに帯びている。
(シマジリスミレの花)
シマジリスミレの花の大きさは1.5~2cmで、ツボスミレより大きく、タチツボスミレより小さい。
ただシマジリスミレの花は小さすぎるが、紫色であることから、目につきやすい。
(シマジリスミレの花)
ちなみにシマジリスミレは、日本では沖縄本島南部のみ生息している。
上記のことから、国の絶滅危惧種に指定。
しかし、シマジリスミレを東京都内の植物園で見られるのは、とても嬉しいことである。
シマジリスミレの花は見ごろを迎え、咲いている向きや周囲の明るさを考慮して、撮影することができた。
今後の宿題として、自生のシマジリスミレの花を撮影することである。
(シマジリスミレの花)
(シマジリスミレの葉)
シマジリスミレ(スミレ科)花期2~4月
分布 沖縄
絶滅危惧種IA類(CR)
沖縄本島南部のごく一部・少しジメジメした石灰岩に生える希少なスミレ。
オキナワスミレによく似るが、花柱(かちゅう)上部の先が棒状で、平らになっていないことなどから、タチツボスミレ類に分類される。
ちなみに花柱とは、雌しべ本体をいう。
花は紫色・淡い紫色・少しピンク色を帯びるものがあり、側弁基部はわずかに毛がある。
ちなみに側弁とは、スミレの花びらで、両側2枚をいう。
花は根生(こんせい)するものが大半。
ちなみに根生とは、葉っぱが根元から出ること。
距(きょ)は短く、緑白色。
ちなみに距とは、花の後ろに突き出した中空の角状をいう。
葉は心形で、質が硬く、起伏が多く、若い葉は基部の両端が重なる。
(スミレハンドブック 山田隆彦著参照)
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