イヌコウジュの花

イヌコウジュの花ヒメジソとの違いイヌコウジュを見た経験談を紹介しています。

イヌコウジュの花を初めて見た日

イヌコウジュの花を初めて見たのは、2019年10月2日に、神奈川県川崎市中原区・中原市民健康の森で見ることができた。

イヌコウジュの花(イヌコウジュの花 2025年9月23日撮影)

イヌコウジュの名前の由来

イヌコウジュの名前の由来は、まずイヌは、役に立たないことを意味する。
次にコウジュ生薬名を指し、ナギナタコウジュに似て、薬効があまり無いことから名付けられた。

イヌコウジュの花言葉

イヌコウジュの花言葉は、「真実」・「魅力」・「幸運」

イヌコウジュの生えている場所

イヌコウジュの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下・乾いた場所に生えているのを確認することができた。

ヒメジソとの違い

厄介なのが、ヒメジソによく似ていて、判別が難しいと感じる。

1.生えている場所

  • ヒメジソ 田んぼ近くの湿り気のある場所
  • イヌコウジュ 丘陵地の林下・乾いた場所

2.花の色

  • ヒメジソ 白色
  • イヌコウジュ 淡い紫色

ヒメジソの花(参考 ヒメジソの花)

イヌコウジュの花(イヌコウジュの花)

3.茎の毛の量

  • ヒメジソ 少ない
  • イヌコウジュ 多い

4.葉っぱの縁・ギザギザの数

  • ヒメジソ 4~6個
  • イヌコウジュ 6~12個

ヒメジソの葉(参考 ヒメジソの葉)

イヌコウジュの葉(イヌコウジュの葉)

両者の違いは、上記の4点を確認すれば、間違えることは無い。

ヒメジソの記事はこちらからどうぞ

イヌコウジュを見た経験談

2025年9月23日、イヌコウジュの花を目当てに、神奈川県川崎市中原区・中原市民健康の森を訪れる。
公園内・頂上の林下で目を凝らして、イヌコウジュの花を探していると、淡い紫色の小さい花が目に入る。
よく見ると、イヌコウジュの花が咲いているのを確認することができた。

イヌコウジュの花(イヌコウジュの花 2025年9月23日撮影)

イヌコウジュの花淡い紫色であるが、大きさ3~4mmと小さすぎて、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
しかし、イヌコウジュの花の特徴を知ると、淡い紫色の小さい花が点々と咲いている姿は、目につくようになる。

イヌコウジュの花(イヌコウジュの花 2025年9月23日撮影)

イヌコウジュの淡い紫色の花は、秋の季節によく似合う。
またイヌコウジュの花が咲き出すと、秋が深まったことを実感する

イヌコウジュの花(イヌコウジュの花 2025年9月23日撮影)

イヌコウジュの草の高さ20~60cm
ただイヌコウジュを現地で観察していると、上記以上の草の高さに感じてしまう。

イヌコウジュの全体像(イヌコウジュの全体像)

イヌコウジュの葉っぱは対生し、長さ2~4cm・幅1~2.5cmの卵状披針形~長楕円形で、縁に浅いギザギザがある。
ちなみにイヌコウジュの葉っぱをちぎって揉むと、最初は嫌なにおいがするが、時間が経つと、ほのかに良い香りがする。

イヌコウジュの葉(イヌコウジュの葉)

イヌコウジュの花はちょうど見ごろで、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
しかし、イヌコウジュの花の大きさ3~4mmと小さすぎることから、ピントを合わせるのに苦労する。

イヌコウジュの花(イヌコウジュの花 2025年9月23日撮影)


イヌコウジュ(シソ科)花期9~10月
分布 日本全土
山野の道ばたなどに生える1年草。
枝先に花穂(かすい)を出し、淡い紫色の小さい花を多数つける。
ちなみに花穂とは、花が稲穂のように長く群がって咲く姿をいう。

萼(がく)は長さ2~3mmで、花の上部分の裂片(れっぺん)の先は鋭くとがる。
ちなみにとは、雄しべと雌しべを囲んでいるものが二重になっていて、外側にあるもの。
また裂片とは、いくつかの裂け目が入ることをいう。
花のあと、萼は長さ4mmになる。
(山渓フィールドブックス 野に咲く花参照)


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