
・ミズネコノオの花・ミズトラノオとの違い・ミズネコノオを見た経験談を紹介しています。
ミズネコノオの花を初めて見た日
ミズネコノオの花を初めて見たのは、2025年9月28日に、東京都葛飾区・水元公園で見ることができた。
(ミズネコノオの花)
ミズネコノオの名前の由来
ミズネコノオの名前の由来は、花穂(かすい)をネコの尻尾に例え、水辺に生えていることから名付けられた。
ちなみに花穂とは、花が稲穂のように長く群がって咲く姿をいう。
ミズネコノオの生えている場所
ミズネコノオの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりの良い湿地に群生しているのを確認することができた。
ミズトラノオとの違い
厄介なのが、名前が似ているミズトラノオがある。
1.草のタイプ
- ミズトラノオ 多年草
- ミズネコノオ 1年草
2.地下茎の有無
- ミズトラノオ 有り
- ミズネコノオ 無し
3.花の色
- ミズトラノオ 淡い紫色
- ミズネコノオ 白色
(参考 ミズトラノオの花)
(ミズネコノオの花)
両者の違いは、花の色を確認すれば、間違えることは無い。
ミズトラノオの記事はこちらからどうぞ
ミズトラノオの花・ミズトラノオを見た経験談を紹介しています。
ミズネコノオを見た経験談
2025年9月28日、ミズネコノオの花を目当てに、東京都葛飾区・水元公園を訪れる。
水元公園内・グリーンプラザ裏の田んぼで、ミズネコノオの花を探していると、全体が淡い紫色の植物がたくさん生えているのが目にとまった。
近づいてみると、ミズネコノオの花が咲き始めであった。
(ミズネコノオの花)
(ミズネコノオの花の群落)
ミズネコノオの花を初めて見たとき、図鑑などで見ていたが、現地で観察していると、「地味な花付き」というのが第一印象である。
またミズネコノオの花は、名前や特徴を知らないと、他の草に紛れていて、見逃してしまう。
しかし、ミズネコノオの花の特徴を知ると、花が点々と咲いている姿は、可愛く見える。
(ミズネコノオの花)
ちなみにミズネコノオの花の大きさは、2mmと小さすぎて、目を凝らして探さないと、見つけることができない。
(ミズネコノオの花)
ミズネコノオの名前の由来は「ネコの尻尾」に例えたところからである。
しかし、水元公園のミズネコノオの草の高さは50cm前後あり、ネコの尻尾みたいに可愛く見えない。
(ミズネコノオ)
水元公園でミズネコノオを見ていると、たくさん生えていて、身近な植物と思ってしまう。
しかし、ミズネコノオは生えている場所(田んぼ・湿地など)が激減していることから、国の絶滅危惧種に指定。
ミズネコノオの花は咲き始めで、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
しかし、ミズネコノオの花は2mmと小さすぎて、ピントを合わせるのに苦労してしまう。
(ミズネコノオの花)
(ミズネコノオの葉)
ミズネコノオ(シソ科)花期8~10月
分布 本州・四国・九州
準絶滅危惧 (NT)
水田や湿地などの湿り気のある場所に生える。
茎が倒れたりすると、枝分かれするものもある。
無毛で軟らかい茎に、線形の葉が3~6枚輪生する。
ちなみに輪生とは、輪を描くように生えることをいう。
花穂は長さが4cmほどあり、直径数ミリの花をビッシリとつける。
雄しべが飛び出していないと、花には見えないほど小さい。
休耕田などに群生して、うっすらとピンクに見えることがある。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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