コクサギの花クサギとの違いを紹介しています。

コクサギの花を初めて見た日

コクサギの花を知って初めて見たのは、2019年3月31日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。

コクサギの花(コクサギの花 2023年4月3日撮影)

コクサギの名前の由来

コクサギの名前の由来は、木が小さく、全体に嫌な臭いがあることから名付けられた。

コクサギの花言葉

コクサギの花言葉は、「治療」・「運命」・「芳香」

コクサギの生えている場所

コクサギの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地山地の沢沿いに生えているのを確認することができた。

クサギとの違い

名前が被っているクサギとは明らかに違う。

1.分類の違い

  • クサギ クマツヅラ科
  • コクサギ ミカン科

2.花の咲く時期

  • クサギ 真夏
  • コクサギ 

3.花の色

  • クサギ 白色
  • コクサギ 緑色

クサギの花(参考 クサギの花)

コクサギの花(コクサギの花)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

クサギの記事はこちらからどうぞ

コクサギを見た経験談

2023年4月3日、ハルユキノシタの花を目当てに、神奈川県相模原市緑区・早戸川林道を訪れる。
林道を歩いていると、背丈の低い木に、緑色の花がビッシリ咲いているのが目に入る。
近づいてみると、コクサギの花が見ごろを迎えていた。

コクサギの花(コクサギの花 2023年4月3日撮影)

コクサギの木の全体像(コクサギの木の全体像)

コクサギの花は、葉っぱと同じ緑色なので、花に興味が無いと見逃してしまう
また花が緑色であることから、地味な印象を受ける。

コクサギの花(コクサギの花 2023年4月3日撮影)

コクサギの木は、山地の沢沿いの林下に生えていて、木の高さが1mぐらいと、周りの木に比べて低い。

コクサギの木の全体像(コクサギの木)

コクサギの冬芽は形がよく、植物愛好家のなかで、ネジキサイフリボクと並んで三大美芽に数えられている。

コクサギの花は見ごろを迎えていたが、花1つ1つが小さすぎて、被写体を撮影するのに手こずってしまった。
今後の宿題として、コクサギの冬芽を撮影することである。

コクサギの花(コクサギの花 2023年4月3日撮影)

コクサギの葉(コクサギの葉)


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コクサギ(ミカン科)花期4~5月
分布 本州・四国・九州
特に葉をむしったりすると、強烈な臭いがする。
雌雄異株の落葉低木。
雄花はいくつもまとまって咲くが、雌花はひとつずつ独立して咲く。
花はいずれも緑色で、花びらは4枚。
葉は互生するが、枝先の若枝につく葉は2枚ずつが交互して生える。
ちょっと変わった葉の付き方なので、コクサギ型葉序という。
樹皮は古くなると薄くはがれる。
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編参照)


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