・ギンランの花・ササバギンランとの違いを紹介しています。
ギンランの花を初めて見た日
ギンランの花を初めて見たのは、2016年4月26日に、神奈川県川崎市中原区で見ることができた。
(ギンランの花 2021年4月19日撮影)
ギンランの名前の由来
ギンランの名前の由来は、花が黄色のキンランに対して、白色であることから名付けられた。
ギンランの花言葉
ギンランの花言葉は、「おとなしい貴婦人」
ギンランの生えている場所
ギンランの生えている場所は、自分が見た限りでは、標高の低い丘陵地の林下に生えているのを確認することができた。
ササバギンランとの違い
厄介なのが、ササバギンランの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いはまず葉っぱの形
- ササバギンラン 笹の葉っぱのように先端がとがっている
- ギンラン 葉っぱが丸まっている
また草の高さも違い
- ササバギンラン 30~50cm
- ギンラン 20~40cm
(参考 ササバギンランの花)
(ギンランの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
ササバギンランの記事はこちらからどうぞ
ササバギンランの花を紹介しています。
ギンランを見た経験談
2021年4月19日、ムサシノキスゲの花を目当てに、東京都府中市を訪れる。
ムサシノキスゲやランの花2種類を見ることができ、帰り道にギンランの花が、2株ほど咲いているのを確認することができた。
(ギンランの花 2021年4月19日撮影)
ギンランの白色の小型の花が、とても可愛い印象を受ける。
(ギンランの花 2021年4月19日撮影)
現地で植物観察をしていると、「ギンランの花なのか?」判別に迷ってしまう。
辺りを見渡すと、ササバギンランの花もあったが、葉っぱの形が明らかに丸まっていることから、ギンランの花と判別することができた。
ギンランの草の高さが、足首ほどであったことから、しゃがみ込んで、ギンランの花を撮影することができた。
(ギンランの花 2021年4月19日撮影)
ギンラン(ラン科)花期4~5月
分布 北海道・本州・四国・九州
山野の林内に生える多年草。
葉は長さ3~8.5cmで、幅は1~2.5cm。
花は白色で、半開きのまま終わる。
苞(ほう)は短く、長いものでも花序より短い。
ちなみに苞とは、葉の根元につく小形の葉を指す。
萼片(がくへん)は長さ7~9mmの披針形。
ちなみに萼片とは、花の外側にある集合体をいう。
側花弁は広披針形で萼片よりやや短い。
唇弁(しんべん)は3裂し、中裂片(ちゅうれつへん)は幅の広い楕円形で短くとがる。
ちなみに唇弁とは、くちびる状の花びらを指し、ラン科に多く見られる特徴である。
また中裂片とは、ランの花の中央の下の部分を指す。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)
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